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効果的な酵素の摂取方法について

このページでは、酵素の効果的な摂取方法をリサーチしています。

酵素の効果的な摂取方法

女性イメージダイエットに役立つ成分として、酵素に注目する女性が増えています。また、酵素は消化吸収をスムーズに行う・新陳代謝をアップさせるなど、基本的な生命活動もサポート。

酵素は、人体のさまざまな器官で作られていますが、年齢を重ねるごとに量が減少していくこともわかっているので、性別に関係なく積極的に摂取することが肝心。そのためには、食事で酵素を取り入れることが肝心。酵素は動物性の食材ではなく、植物性の食材に多く含まれます。野菜や果物を毎日食べるようにしたいものですが、摂取方法にも気を配る必要があります。

生で食べる

身体にに不可欠な酵素ですが、「熱に弱い」という弱点があります。食事で取り入れる調理の際、約50度の熱を加えてしまうと死滅してしまうので、効果的に取り入れるために、野菜の場合はサラダやスティック、または漬け物などのかたちで摂取するのがベスト。果物は、ナイフを入れたらすぐに食べ切るようにして下さい。

野菜でも果物でも「すりおろし」は非常に効果的。植物の細胞膜が破壊されることで、酵素が大量に放出されるので、より多くを効率よく身体に取り込めます。

相乗効果を計算する

身体に取り入れた酵素に、最大限のパフォーマンスを発揮してもらうには「補酵素」の助けを借りることが必要です。

■代表的な補酵素…ビタミン、ミネラル

酵素の中には、単体では機能できないものがあり、それをサポートするのが補酵素なのです。どちらかが欠けると働きが鈍くなるので、酵素だけを考えるのではなく、補酵素を含む「チーム全体」をバランス良く摂取するよう、心がけたいもの。

酵素だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富に含む野菜や果物は、まさに最適な食べ物。鮮度の高い旬の食材にはビタミン、ミネラルも豊富ですから、なるべく質の良いものを選ぶようにして下さい。

サプリメントを活用する

生野菜を取り入れたり、ビタミンやミネラルを取り入れたり、毎食バランスの取れた食生活を送るのは、なかなか大変。毎日大量の新鮮野菜・果物を購入するだけでも、結構な出費となります。

特に酵素は加熱処理をすると、その効果を失ってしまうため生のサラダなどで摂取しないと意味がありません。厚生労働省が推奨している野菜の摂取量は350g。これはだいたいサラダボウル一つ分に当たります。忙しい毎日を送っていると、これだけの量の生野菜を摂取するのは難しいと感じてしまうのも無理はありません。

そこでおすすめしたいのが、酵素ドリンクやサプリメントなどの健康補助食品です。最近では飲みやすいドリンクも販売されているほか、カプセル状のものは持ち運びも楽ちんで外出先でも手軽に飲むことができます。

酵素に特化したサプリメントであれば、酵素を摂取することを考えて作られていますので、食べ物から摂取するより効率が非常に良いです。毎日手軽に、効率の良い酵素補給をサポートしてくれますので、ぜひ毎日の生活へ取り入れてみてください。

酵素の効果をサポートする補酵素を多く含む食材

玄米

代表的な補酵素は、ビタミンB1やB2、B6、ナイアシン、葉酸、マグネシウムなどのビタミン・ミネラルです。

そのほか、ビオチンやコエンザイムキューテンも補酵素のひとつです。[1]

以下にそれぞれの補酵素別、役割と多く含む食品をご紹介します。

ビタミンB1

ビタミンB1は、糖の代謝を行うために必要な栄養素であり、酵素の働きを助けるための補酵素としての役割もあります。

ビタミンB1が多い食材

  • 植物性蛋白質…小麦胚芽、落花生、玄米や白米、そば粉、ライ麦など
  • 動物性蛋白質では、豚ヒレ肉、豚モモ、ボンレスハム、うなぎなど

豚肉は調理法も多く、嫌いな人も少ないので、ぜひ野菜などと一緒に積極的に摂っていきましょう。[2]

ビタミンB6

ビタミンB6は水溶性のビタミンです。

たんぱく質や脂質、炭水化物の代謝を行ったり、生理活性アミン代謝の補酵素としての役割があります。

ビタミンB6が豊富な食材

にんにくやピスタチオ、ひまわりの種、玄米、乾燥落花生などが挙げられます。

なかなか量を摂取することができない食材が多いですが、少量でこまめに摂り入れるよう意識するとよいでしょう。[3]

葉酸

葉酸は、ほうれん草の抽出物から発見されたビタミンB群の一種で、最近では妊活中の方や妊娠中女性が摂取することで、胎児の先天性異常を防ぐことができるとして注目されています。

葉酸が豊富に含まれる食材

  • 植物性食品…あさつき、アスパラガス、枝豆、オクラなど
  • 動物性食品…うなぎ、生うに、牛レバー、豚レバー、鶏レバーなど

ただしこれらの動物性食品を食べすぎるとビタミンA過剰となり、不調をきたす可能性もありますので、植物性食品からの摂取を意識すると良いでしょう。

葉酸を積極的に摂取する必要がある人は、ビタミンAなどの栄養過多にならないよう、サプリメントでの摂取を行っている人も多いようです。[4]

マグネシウム

マグネシウムは、ほぼすべてといってよいほどの生合成反応や代謝反応に必須のミネラルです。

カルシウムと摂取することで、骨の健康を維持する働きもあります。

多くの食材に存在しており、健康な人であれば不足することはほとんどないといわれています。

逆に、過剰摂取によって下痢などの消化器に異常が出ることもありますので、摂りすぎには注意したいですね。

マグネシウムが豊富に含まれている食材

  • 植物性食品…乾燥ひじき、削り昆布ココアなど
  • 動物性食品…桜えび、いわしなど[5]

ビオチン

ビオチンは、4種類のカルボキシラーゼの補酵素としての役割を持っています。

哺乳類は自分の体で合成することができないため、食材で摂取することが必須です。

ビオチンが豊富に含まれる食材

植物性食品における含有量は少なく、牛レバーや卵黄、豆類などが代表的です。[6]

酵素サプリの効果的な飲み方を紹介

食生活が不規則な人は酵素をサプリで摂取しよう

酵素や補酵素はさまざまな食品に含まれていますが、調理法などによってはなくなってしまうこともあります。

外食が多い人や、コンビニ食に偏りがちな人は、十分な酵素を食事で摂取できていない可能性があるため、サプリメントで効率的に摂取するとよいでしょう。

酵素サプリは食前の摂取がおすすめ

一言で酵素サプリといってもいろいろな種類や商品がありますが、一般的には酵素サプリは食前に摂取するほうが吸収率が高くなるといわれています。

消化酵素をはじめとし、酵素は消化を助ける働きがあるので、食前の摂取が効果が出やすいのです。

ダイエットや便秘解消を目的としている人も、食前の摂取をおすすめします。

だいたい食事の30分前に摂取するのが理想的です。

ただし、酵素サプリは薬ではなくあくまでサプリメント、食品ですので、必ずしもこのときに飲まなければいけないというものではありません。

また、食前に飲み忘れてしまったからといって飲むのをやめてしまうよりも、毎回規則正しいリズムで摂取することが重要なので、もし食前に飲み忘れてしまったら、食後に摂取しても大丈夫です。

1日に決められた容量を守って摂取するよう意識しましょう。

錠剤よりドリンクのほうが吸収率が高い?

酵素サプリは、ドリンクタイプのものと錠剤タイプのものがありますね。

錠剤とドリンクを比較すると、一般的にドリンクの方が発酵、熟成が進んでいるので、吸収しやすく、効果を実感しやすいと言われています。

ただ、それぞれにメリットとデメリットがありますので、以下にそれぞれの特徴をご紹介します。

吸収しやすいドリンクタイプは自宅での摂取におすすめ

自宅で摂取することが多いのであれば、吸収しやすいドリンクがおすすめです。

ドリンクが飲みにくいというときにも、炭酸水やジュースなどで割って味に変化をつけられるので飽きにくいという点もポイントです。

また、自分で果物などを使用して酵素ドリンクを作ることもできますね。

デメリットとしては、液体なので持ち運びがしづらいという点があります。

錠剤タイプは手軽で持ち運びが便利のため続けやすい

錠剤タイプはドリンクとは異なり、発酵が進んだ状態で摂取することはできませんが、手軽に飲めるので継続しやすく、また持ち運びが便利という点がメリットです。

また、商品によっては酵素が活性状態のままになっているものもあるようですので、こうした酵素サプリであれば、生きた酵素を摂取することができます。

デメリットは、酵素断食などのファスティングに利用することができないという点です。

錠剤もドリンクも、それぞれのよいところと不便なところがありますので、両方を併用してより効率的に酵素を摂取するというのもひとつの方法です。

補酵素サプリは食後がおすすめ

消化を助ける酵素サプリと異なり、補酵素はビタミンやミネラルといった「栄養素」になります。

商品によっても飲むタイミングが異なりますが、代謝を高めるようなものが多いので、多くのサプリは食後の摂取が望ましいようです。

食後に摂取することで胃の負担を軽くすることにもつながります。

参考URL
[1]『日本食品標準成分表2010の概要』文部科学省
[2]『ビタミンB1解説』国立健康・栄養研究所 情報センター 健康食品情報研究室
[3]『ビタミンB6解説』国立健康・栄養研究所 情報センター 健康食品情報研究室
[4]『葉酸解説』国立健康・栄養研究所 情報センター 健康食品情報研究室
[5]『マグネシウム解説』国立健康・栄養研究所 情報センター 健康食品情報研究室
[6]『ビオチン解説』国立健康・栄養研究所 情報センター 健康食品情報研究室